久しぶりにやつらをぶった切る話⑤ (地下11階~地下13階とか鉱山下層とか)
新年明けましておめでとうございます。今日も今日とて迷宮を潜っていきます。
- 久しぶりにやつらをぶった切る話 の前置き
- 久しぶりにやつらをぶった切る話① (開始~鉱山街)
- 久しぶりにやつらをぶった切る話② (鉱山街~倉庫番)
- 久しぶりにやつらをぶった切る話③ (倉庫番に挑戦する前にアイテム整理等)
- 久しぶりにやつらをぶった切る話④ (倉庫番~地下10階)
地下11階に降りると、'k'シンボルのモンスター……コボルドたちがやたらといるようです。どうやらコボルドフロアのようです。まんまですね。
コボルドフロアは複数マップがありますが、あまりおいしくない方を引いてしまいました。とはいえ、コボルドの王『クルー』から炎の杖を獲得したのでなかなかの収穫です。
炎の杖はそのまま振って攻撃手段にしてもいいですが、足元に"Elbereth"の文字を焼き付けることで強固な防御手段としても有用です。
どんどん降りて地下13階です。
あなたはサキュバスに引きつけられてるような気がした. 「なんて素敵な飾りの指輪でしょう.わたしにくれません?」 [yn] (n) サキュバスはあなたの服を脱がせながら耳もとでささやいた. 「スーツを脱いで...もうちょっと寄りそって.」 「ブーツを取っていい,ダーリン?」 [yn] (n) 「小手を脱いで...たくましい腕ね.」 「兜を取っていい,ダーリン?」 [yn] (n) 「シャツを取っていい,ダーリン?」 [yn] (n) あなたとサキュバスが抱き合うと,時が止まったように感じた... あなたはサキュバスよりも楽しめたようだ... とても教育的な経験だった. あなたはより経験をつんだような気がした. レベル11にようこそ. あなたは火除けの呪言の技能の使い方を覚えた!
NetHack/Slash'EMでは、男性のキャラクターが'&'シンボルのモンスター「サキュバス」に攻撃されると上述のようにアレな行為が行われ、レベルが上ったり逆に下がったり特に何も起こらなかったりします。女性キャラの場合はインキュバスに攻撃されると以下同様。
11レベルになったのでノームの鉱山に戻ります。漆黒ドラゴンもなんとか倒せるんじゃないかな。
と思っていたらドラゴンの姿が見当たりません。どうしたことでしょう。
と思っていたら……
あなたは変化の罠に踏み込んだ! あなたは変化が訪れたような気がした. あなたは茶色モールドになった! あなたはシャツよりずっと小さくなった! あなたの兜は床に落ちた! あなたの靴はあなたの足から脱げ落ちた! あなたはのろくなったような気がした.
変化の罠を踏んでしまいました。今回は小さなモンスターに変化して幸いでしたが、大きなモンスターに変化してしまうと貴重な装備品を破壊してしまうこともありえます。変化の罠は魔法防御能力を得るか、変化制御能力を持っていないと防ぐことができないので困りものです。放置しておくとモンスターが勝手に変化してしまうのでこれまた危険といった厄介な罠の一つです。
そのまま動けないのでモンスターに殴られてHP切れで元に戻るのを期待します。すると、何やらこちらの位置が殴られるたびに短距離移動してしまうようです。なんだっけこのモンスター?
'Q'シンボルの'量子物理学者'でした。迷宮にしてはヘンテコなネーミングのようですが、NetHack作者たちが学生時代に量子物理学の講義に苦しめられた反動で実装されたという説が流れています。
量子物理学者を倒すと「大箱」を落とし、開けると生きた猫か死んだ猫のどちらかが半々の確率で入っています。「シュレーディンガーの猫」ってやつですね……
鉱山最下層……の一フロア前にたどり着きました(EMでは最下層が1つ増えています)。吸血鬼が2体ほど生成されるフロアです。レベルドレインが厄介ですが倒せない敵ではないはず……
あなたは吸血鬼の貴族にダメージを与えられなかったようだ.
ダメでした。
そういえばEMの吸血鬼等一部のモンスターは「強化された武器」か「武闘家なら一定以上のレベル」で殴らないと直接攻撃を受け付けない厄介な耐性があるのでした。貴族は多分+3以上の武器か、Lv12以上の武闘家でないとダメだったのを思い出しました。
あとレベルが1上がるまで出直しです。別の階層への瞬間移動の罠が運良くあったので踏んで迷宮に戻りました。
さてこれからどうしよう、というところで次の記事に続きます。